朝夕少しずつ秋の気配が感じられるようになってきました。
今年の十五夜は、9月22日。
十五夜は「中秋の名月」とも呼ばれますが、旧暦8月15日に月をそう呼びます。
古代中国の名月観賞の思想が日本に伝わったもので、この風習の歴史は古く、
奈良時代にはすでに貴族の間で盛んに行われていたそうです。
十五夜は「芋名月」という別名を持ち、ちょうど収穫の時期が重なるためか、
里芋を供える風習が全 国各地にあります。
そのほかのお供え物として一般的なものにススキがありますが、ススキは秋の七草の1つ。
七草は春が有名ですが、秋は観賞用に楽しむ季節の草花として古くから親しまれ、
伊勢神宮の観月会でも、毎年秋の七草が供えられます。
秋の七草は、尾花(ススキ)、女郎花、桔梗、撫子、藤袴、葛、萩。
万葉集の題材にもなっている、日本らしい美しさを持つ草花です。
旧暦9月13日の夜の満月は「十三夜」と呼ばれ、
十五夜が古代中国からの伝来なのに対して、
「十三夜」に関しては日本独特の習慣だといわれています。
どちらか一方だけしか見ないことは「片見月」として縁起が悪いとし、
両方を愛でるのがよい、という風習があるそうです。
今年の十三夜は、10月20日。素敵な夜空になるといいですね。
